梶原吉広のビジネスマンとしてのセンス

梶原吉広のビジネスマンとしてのセンスは誰もが認める所なのではないでしょうか。梶原吉広はgloopsという会社を立ち上げ、紙媒体にて広告代理業を営業していたのですが、いわばまったくの畑違いでもあるSNSのアプリ事業を展開するようになったのです。そこでヒット作にしてその後のソーシャルアプリの雛型とも言うべき渋谷クエストをリリースすると、梶原吉広も何がヒットするのかが分かったのでしょう。その後は立て続けにヒット作を連発。梶原吉広が作ったgloopsは押すにも押されぬ人気ゲーム配信会社へと成長したのです。人気ゲームダウンロードランキングの上位の大半がgloopsのものというケースとてあった程。

それだけ高い人気を集めていたのは、gloopsの勢いはもちろんですが梶原吉広の経営方針もあったのでしょう。梶原吉広は決してゲームを作るのではなく、あくまでもSNSの延長として、コミュニケーションツールをとの考えがあったのです。まだまだ携帯用ゲーム機や家庭用ゲーム機がオフラインで遊ぶのが主流だった時代です。つまりはソーシャルアプリだけがインターネット接続で楽しめる時代だっただけに、その点の優位性をアピール出来るようなゲーム。これがgloopsの求めたものだったのです。

結果、梶原吉広の狙いは見事に的中してgloopsは成長を遂げるのです。ソーシャルアプリ業界の風雲児と呼ばれたのもそのためです。梶原吉広のビジネスセンスによって急成長したgloops。その後の飛躍が囁かれていた時期に、何と梶原吉広は売却してしまったのです。新しい事業を展開したかったとも言われていますが、このような決断力もまた、梶原吉広のビジネスセンスなのです。

梶原吉広が創業したgloopsですが、2012年にネクソンに365億円で売却しています。ネクソンは、PCや携帯向けのオンラインゲームの開発・配信を行っている会社で、テイルズウィーバーやメイプルストーリー、マビノギなどが有名です。gloopsを買収したのも、モバイルゲーム事業戦略を加速させることが目的で、当時最大手開発会社の一つだったgloopsに白羽の矢が立ったということですね。

梶原吉広が代表を務めていたgloopsは、2012年に「とことん野球応援プロジェクト」というプロジェクトを行っていたそう。そこで、MLB開幕戦の冠スポンサーとなりました。同社は300万人を超えユーザーの「大熱狂!!プロ野球カード」を提供するほか、日本プロ野球界の発展に貢献する取り組みなども行っていました。野球界を盛り上げることに成功したようですね。

梶原吉広が読んでいたという本、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」は、一時期かなり有名になりましたよね。
タイトルに全て載っていますが、高校野球の女子マネがマネジメントの本を読み、それを野球部のマネジメントにも活かせることに気づいた、という内容。高校生など青春真っ盛りの若者はもちろん、若手ビジネスパーソンなんかにもおすすめの一冊だそうです。

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