梶原吉広の事業展開

gloopsと言えばアプリの配信会社として知られていますが、gloopsはかつては紙媒体の広告代理業を行っていたことはあまり知られていません。実は紙媒体での広告代理業も好調でした。社長であり、創業者の梶原吉広(かじわらよしひろ)の手腕により、広告代理業でも十分な結果を残していたのですが大きな事業をとのことでSNSの世界に進出したのです。大きなチャレンジだったのでしょう。ですがそこで大ヒットゲーム、「渋谷クエスト」をリリース。これにより梶原吉広に追い風が吹くようになりました。アプリのノウハウ、そして会社としての実績。これらを背景に梶原吉広とgloopsは以降、ソーシャルアプリのヒット作を連発するようになります。

そもそもソーシャルアプリという言葉も梶原吉広の躍進から、どのようなゲームなのかと考えた時に生み出されたものであって、いわばソーシャルアプリという言葉そのものも梶原吉広が生み出したと言っても良いのです。

また、言葉だけではありません。その後のスマートフォンのアプリなど、いわゆる携帯型ゲームのコンセプト、プラットフォーム。それらはいわば梶原吉広によって生み出されたと言っても過言ではないのです。昨今、スマートフォンのアプリも多数ありますが、微妙に異なる部分があるとはいえ、実はテンプレートは似ているものです。キャラクター、カード、成果。これらが異なるだけであって、テンプレートは似ているのですが、そのテンプレートを生み出したのが梶原吉広と言っても過言ではないのです。それだけに、梶原吉広が業界に与えた影響はとても大きいのです。事業展開がしっかりしていたからこそ、梶原吉広はgloopsを大きく出来たのでしょう。