Last Updated on 2025-09-11 by admin
梶原吉広という人物をご存知でしょうか。山本梓と結婚した際にマスコミに騒がれたため、何となく名前を聞いたことがあるという人も少なくないかもしれません。その梶原吉広は、今私たちの暮らしの中で数多くの人が楽しんでいる、あるモノを生み出した人物でもあるのです。それは、ソーシャルアプリです。まだソーシャルアプリ自体が世の中にない時代、さらに言えば、スマートフォンではなくフィーチャーフォンの時代に現在のようなソーシャルアプリをリリースしました。当時はまだガラケーの時代だったため、スマートフォン程のスペックがない中で、できること・できないことを検討したのでしょう。その結果、スマッシュヒットを記録しています。
株式会社gloopsの元社長であり、山本梓の夫としても知られる梶原吉広。元グラビアタレントの山本梓は、結婚を機に生活の場所を変え、シンガポールで暮らしているようです。山本梓は芸能活動を無期限休止とし、現在は家庭に入り穏やかな暮らしを送っているということでしょう。そして山本梓は2人の子どもを産みました。梶原吉広は子どもも生まれ、新しい環境で子育てや仕事に日々奮闘しているのでしょうか。
梶原吉広はgloopsという会社の代表でしたが、「渋谷クエスト」の大ヒットにより同社は瞬く間にソーシャルアプリ業界の注目企業として広く知られることとなりました。その後、スマートフォンもこのスタイルに沿ったアプリを次々とリリースしますが、いわゆるひな型を築いたのは梶原吉広と言っても差し支えないでしょう。彼の名を知らなくても、梶原吉広が生み出した世界でたくさんの人が楽しんでいます。梶原吉広が登場するまでは「ソーシャルアプリ」という言葉すら存在しなかったほどです。
どれだけソーシャルアプリ業界に影響を与えた人物なのかおわかりいただけたでしょうか。山本梓の伴侶としてばかり注目を集めている梶原吉広ですが、むしろ経済的観点で言えば、山本梓の方がおまけのような立ち位置とも言えます。今は創業したgloopsを売却し、シンガポールで新たなビジネスを展開していますが、もしかしたら再びモデルとなるようなものを生み出している可能性もあります。
梶原吉広が社長を務めていた同社ですが、かつて社会貢献活動が評価され、札幌市長より感謝状を贈呈されています。
gloopsが行った社会貢献活動の1つは、野球を楽しむ多数の人たちを応援するプロジェクトです。「とことん野球応援プロジェクト」として、普段なかなか野球場に行くのが容易でない子どもやその家族に、プロ野球を観戦する機会を提供しているようです。
札幌といえば、時計台をはじめ、円山動物園、白い恋人パーク、札幌ステラプレイスなど、有名な観光地がたくさんあります。札幌ドームもあることから、そこで野球観戦の機会を用意していたのかもしれません。
また、「とことん野球応援プロジェクト」の一環として、同社は2012年3月に東京ドームで行われた「2012 グループスMLB開幕戦」の冠スポンサーを務め、協賛しています。
協賛を発表した際、梶原吉広は「MLB開幕戦の特別協賛社となれて深く感謝するとともに、誇りに思う」「日本人選手がメジャーリーグへ挑戦する姿は、海外展開を目指すgloopsの企業姿勢に通じるものがある。この試合が感動を与え、記憶に残るものとなることを願ってやまない」とコメントしています。
野球界を盛り上げ、支援していくために多様な取り組みが行われていたようですね。
野球ファンを公言している梶原吉広は、最近ではメジャーで活躍している大谷選手の活躍に心を揺さぶられているそう。と言うのも、プロ入りする以前から大谷選手に注目していたのだとか。この選手はいずれ大物になるだろうというと確信に近い感覚で見ていたといいます。現在のメジャーでの大人気ぶりを思うと、梶原吉広の「見る目」は今も健在のようです。二刀流で人々を熱狂させる大谷選手、これからもどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね。
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